永田羽竜の誰得ブログ

~未来のアジア経済大国「バングラデシュ」にいる日本人プロサッカー選手のブログ~

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バングラサッカー、今年の日本人選手は?

バングラデシュプロサッカーリーグ2019-2020のスタートまで残り3週間。

 

先日、シーズン前の選手登録期間が締め切られたので、今からメッシやケイスケホンダといったビッグプレーヤーすらも移籍不可能です。

 

次に2019-2020シーズンでバングラデシュのクラブと契約できるチャンスは、

シーズン半ばの「2020年4月11日~20日」の10日間

 

この時期にトライアウトを受けたり、代理人を使ったコネクション等で契約するしかありません。

 

 

シーズン前半で結果が残せなかった外国人枠の選手はこの時期にクビを切られます。

世界中から外国人選手達がトライアウトに来るので、なかなかシビアな争いとなります。

怪我をしていたらほぼ残れないでしょう。

 

 

 

仮に月100万円の契約だとしても、シーズン半ばでクビを切られたら1200万円貰えません。(契約が12カ月の場合)

 

契約が1シーズンでも、結果が出せなかったり、怪我をすれば途中でクビとなるので、契約期間内の給料を貰えないということです。

 

 

 

もし日本だったら?

契約期間が12カ月の場合ー

初めの1ヶ月に大怪我をし、残りの11カ月がリハビリ生活になったとしても、

最低限提示された額の給料が貰えます。

 

 

これがバングラデシュならありえません。

1カ月の給料は貰っても、クビになり残りの11カ月は給料無しです。

契約期間は選手が保証されているというよりは、クラブが保証されているものです。

クラブがいらないというまで選手はこの期間働きますよの契約みたいな感じです。

 

契約通りなんていかないことだらけだし、何も効力の無い紙扱いにもされます。

 

 

それを考えると、全く安定していないですよね。

けど、これも面白さの一つなのは間違いないです。

 

コンスタントに良いパフォーマンスをし、怪我の無い身体作りをする。

この意識が強くなります。

 

 

 

f:id:uryu19:20191125022644j:plainバングラデシュ首都ダッカにある日本食レストラン、ナガサキに昨シーズンのユニフォームをプレゼントしたところ、店内に飾られていました。

ありがとうございます。

左は日本人選手の加藤選手のユニフォームです。

 

 


今シーズン、バングラデシュで契約した日本人選手は3人

 

 

去年もバングラデシュでプレーをされた、

加藤友介選手

(Sheikh Jamal Dhanmondi Club)

ameblo.jp

 

 

 

モンゴルのクラブから移籍された、

橋口倫人選手

(Muktijoddha Sangsad KC)

noritohashiguchi.wordpress.com

 

 

 

 そして私、

永田羽竜

(Mohammedan SC)

 

 

 

 

数日前までトライアウトを受けていた外国人選手がどのクラブにもいました。

その中に日本人も数名いました。

契約したくてもできなかった選手がいることを忘れてはいけません。

 

その責任をしっかり持って、1日1日のトレーニングに励んでいきます。

 

 

今後来る日本人選手のためにも、もちろん自分の評価のためにも、

日本人選手3人で今年のバングラサッカーを盛り上げていきたいです。

 

 

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