サッカー球軸トレーニングのモニターとして。
以前ブログでも公表しましたが、運動総合科学研究所様サポートのもと、サッカー球軸トレーニングのモニターとしてトレーニングをしました。
期間は日本に滞在した2か月間です。
運動の本質は何か?をよく考えるきっかけになったし、
身体意識を高めるのに遅すぎることはない。ということに気づけた。
そして、全ての動物に共通するものがこの理論にあります-
【フットボールネーション】(サッカー漫画)/運動科学総合研究所の高岡英夫の協力を仰ぎ、現代サッカーにおいてもも裏を始めとするインナーマッスルを使うことの重要性を前面に押し出した構成となっている。
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身体の使い方は25年(私、永田羽竜満25歳)生きていれば当然クセができているし、そう簡単に変わるものではないです。
僕にとってこの球軸トレーニング、及びゆるトレーニングは、かなり頭を使うし、難しい。
それほど今まで無駄な身体使いをし、理にかなっていない動きやトレーニングをしていたということです。
現在バングラデシュに戻っても毎日時間を見つけては教わったトレーニングをして、チーム練習中もできるだけ身体意識を高めたり、身体をゆるめるメソッドを取り入れています。
これまでサッカーをしてきて、身体使いで教わったことは、「(重心)低く!踏ん張る!固める!」
だが、この球軸トレーニング、ゆるトレーニングは「(重心)高く!踏ん張らない!ゆるむ!」←世界のトッププレイヤーに共通していることです!
身体使いの基本は、ゆるんでセンター(体の中心を天地に貫く意識の線)を立てること。
意識を変えてトレーニングに励んだ数か月でも、バングラデシュに戻ってからは、走り、ボールキープ、キックスピード、競り合いなどにこれまで以上の手ごたえを感じています。
まだまだですが、実践にして感じるのは少しは良くなってきている証拠です。
一番は、このプレシーズン期間の厳しい練習のなかでも疲労感がないこと。
やっとこのトレーニングの効果を深く実感するスタートラインに立てました。
画像の赤の部分が使っている筋肉、および発達している筋肉。
僕は完全に日本人選手の身体使いです。
正直、いくら優秀な指導者に教わって、自主に毎日やってもすぐには変わりません。さっきも述べたように、それぞれスポーツ選手(人間)の身体使いは無意識のうちに、生活環境やら、これまでの指導者の教えで定着してしまっているのです。
筋トレして筋肉はついても、それが使えない筋肉ならただ重いだけ。まるでロボット。それなら筋トレしない方が良いんです。
あんなムキムキな外国人選手はなぜ動きがしなやかなのか?
それは、ゆるんでセンターが立っているから。
頑張らないで、固まらないで、高重心を保ってセンターを通す。
これを意識するだけで、どれだけの未来ある子供達、ベテラン選手、突き抜けるべき逸材が輝くことでしょう。
世界で活躍する天才は、生まれつき無意識でこれができている。
あの天才イチローは後天性だそう。自ら身体使い(運動)の本質に気づいたのでしょう。
ということは、生まれつきの天才じゃなくてもあの領域に行ける可能性が十分にある。
できるだけ若いうちにこれに気づければ良いです。
特に指導者や親御さんの方々には、是非このトレーニングに興味持ち、取り入れて頂きたい。
今までどれだけ非効率な身体使いをしていたのだろうと、悔しいです。
過去には戻れないけど、もし小学生、中学生年代でこのこと知っていたらな・・・っと叶わない想像膨らませてしまいます。
けど、今のうちに気づけて良かったじゃん俺!これからどれだけ変わっていけるかやったろう!の気持ちで今は地道に励んでおります。
すぐには結果がでないかもしれないが、それでも毎日少しづつ成長ができる。
半年後、1年後、5年後と今から楽しみです!
こうやってモニターとして活動できるのも何かのご縁。
今後も更に質を上げ、球軸トレーニング、ゆるトレーニングに取り組んでいきたいです。
そして、証明できる結果を出します!
運動総合科学研究所様、大久保トレーナー様
改めてお礼申し上げます。