忠誠心の無い人間に未来ってあるのか?
今回は以前より発言したかったことについて書きます。
要約するとタイトルの言葉です。
第19節が終わり、
結果は1-2の黒星。
前半1分で失点という、いかにも集中力をかけたスタート。
その後も簡単にゴールを献上してしまい、後半に1点返すもゴールを奪いきれず悔しい敗北となりました。
自分は前半MFでプレー、後半は3バックの真ん中をやりました。
見ている人にとって楽しい試合とは、ゴールが入って尚且つ勝つ試合。
良いプレーやチャンスをたくさん作っても、ゴールが入らなければやっぱりつまらないし、サポーターは勝つために応援している。
選手は勝利を目指すから、良いプレーが生まれたり、チャンスを作れるのだと。
だから内容なんて勝つための過程にすぎないってことですね。
リーグも残り5節となりました。
順位は13チーム中9位。降格圏内ギリギリってところです。
もっと勝負にこだわらないといけませんね。
そして、シーズンは今月末に終わるのですが、来季の話も少しずつ進んでおります。
僕だけではなく、チーム全体に。
既に来年は別のチームと契約したって噂の選手が何人かいます。
まだシーズン中なのにも関わらず。
その選手達は前回の試合で勝つ意欲の欠けたプレーをしていましたね。
やっぱり気持ちが離れてしまっていると一つ一つのプレーに真剣さというか、熱さが感じられません。
そういう精神状態だと行動に出てしまいます。
人間関係のように。
クラブの為に、組織の為に働いていない人間はすぐに見て分かりますもんね。
監督、クラブ側もそのことに気づいているそうなので、残りのシーズン彼らがどういう立ち場に置かれるのかは分かりません。
戦力なのに・・・さびしいです。
オーストラリア時代はシーズン中に1回までなら移籍がどの時期にもできるという変な制度だったので、これに似たようなことがよくありました。
チームが勝てないから。
試合に出れないから。
今より良い給料を提示されたから。
が理由で契約期間中にも関わらず、クラブを転々とする選手はたくさんいます。
去年僕が所属していたGold Coast United FC(オーストラリア)では、1シーズンで10人以上の選手が自らクラブを去りました。
そういう選手が出てくると去られたクラブの士気は落ちますよね。
おかげで苦しい1年間になりました。
この忠誠心の無い行動は日本人選手にも当てはまることなので、ここの国の人だからっていう訳でもないです。どのカテゴリー、どの世代、どの地域にもいます。
サッカーに限らずですけどね。
そしてどこに行ってもそいつらは同じことを繰り返す。
きつい状況でもしがみついてやりきるって美学を絶対に推奨するわけではないですが、
自分の都合の良いように甘い蜜だけ吸っている奴に対して、誰がいつ応援、協力してくれるんだよって思いますね。
やるだけやってみて、ダメだったら考えればいいのに・・・
決断が早すぎます。
その時は良い思いしても、いつかは自分に返ってくる。
気づいたら誰も周りにいないみたいな。
「ここでやるって決めたからには、逃げるなよ!」
って言いたいです。
※しっかりクラブとも合意し、ステップアップのための移籍等は別です。挑戦と自分勝手な行動は違います。良い去り方をもっと考えるべき。
だから僕もシーズンが終わるまでは、中途半端な行動はしたくないし、次のことは考えないようにします。
今はこのクラブにいるんだからそこで全力を尽くすのが義務。
そうすればこれから先もクラブとは良い関係を続けられるし、退団するときは気持ち良く見送ってくれるはず。
現にオーストラリア時代に所属した2クラブの関係者とは今でも連絡を取って良い関係を築けています。
母校や出身クラブは今でも親交が深いですし、なにかと協力してもらっています。
今後もこれは変わらないでしょう。
だからここバングラデシュでも一緒。
たしかに不満はたくさんある。
けど最後までやり切る。
残り5試合!
今後のことを見据えての怪我を恐れる軽いプレーは一切しません!!
そんなの気にする暇なく、体が勝手に動いてしまうんですけどね。(笑)
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