バングラデシュのNGO団体「エクマットラ」~人間らしく育つ場所~
先日、イード休暇(イスラム教国では1年の中で最も盛大なお祭りがあるお休み期間)の間にちょっとした社会貢献をしてきました。
訪れた場所は、首都ダッカから北に170キロ離れたエクマットラアカデミー。
地域名は、「Haluaghat」。インドとの国境沿いです。
エクマットラアカデミー正門からの眺め
道中はこんな素敵な風景が広がります。
同じ神奈川県出身で、
エクマットラ共同創設者、エクマットラ・アントレプレナーズ代表取締役・社長である渡辺大樹さんとご縁があり、この度訪問させて頂きました。
バングラデシュとインドの国境付近。渡辺大樹さん(左)
警備の方にお願いして、インドとのボーダーラインまで歩きました。
このように青い旗を掲げなければインド側の監視員から撃たれるそうです。許可して入ってますよーの合図ですね。
これが国境。右がインド、左がバングラ。
あれ、なんかおかしいような・・・?
インド側。しっかり整備されてる。
バングラ側。ガタガタ道。(笑)
しかも気づいたら許可してない連中まで後ろからついてきてた。(笑)
沈む夕日がバングラデシュの国旗のようでした。
「エクマットラアカデミー」
とは?
バングラデシュ・首都ダッカのストリートチルドレンへ支援・啓発を目的としたNGO団体「エクマットラ」が開校した、総合的な専門技能教育と人間力を磨く場を提供するアカデミーです。
元ストリートチルドレンだけでなく、地域の農村で生活する子ども達や若者達も技術訓練などのサービスを受けることができます。
詳細はエクマットラ公式HPを!
↓コチラから↓
素晴らしい活動をしているので是非ご覧ください。
アカデミー内の様子―
緑が多く、色合いも綺麗。
建物はレンガで凄くかわいい作り。
たくさんの自然がアカデミー内外に広がっています。
この池で泳いだり、魚釣りもできます。
池遊び楽しかったです。
みんなで魚釣り。
楽しそう。
釣った魚は食卓に並ばれます。
校内には色んな動物があちらこちらにいます。
犬、牛、ヤギ、鳥類。
これはハチの巣。
アカデミー内のどこを見渡しても落ち着く風景。
どこか懐かしく感じさせてくれる空気間がとても良いです!
アカデミーでは、森を吹き抜ける風、鳥のさえずり、虫の鳴き声がたくさん聞こえてきます。
夜になると満天の星空とそれに負けないくないの蛍が光ります。
校内で採れた野菜を食事に使います。
この時はきゅうりとライム。
みんなで一緒に食べます。
この日はバングラデシュの国技、クリケットのワールドカップを見て盛り上がりました。
マンゴーの木もあります。高ーいとこまで登ってたくさん落としてくれました。
子供達が収穫。
良い色してます。
アム(バングラデシュ語でマンゴー)だけにあむって感じで食べてます。
50個以上も採れました!めちゃくちゃ甘くて格別!!
人生で一番おいしかったマンゴーでした。
「子どもたちが人間らしく育つためには自然が必要」という理由でエクマットラアカデミーは自然豊かな土地に開校したそうです。
今回の訪問では、一泊のみの滞在となりましたが、
この自然、校内や地元農村の雰囲気、アカデミーでの集団生活を通して、
人間が生活する原点を感じることができました。
エクマットラ公式HP
ん?お前ちょっとした社会貢献って何したの?
ただ遊びに行っただけじゃね。
なんて声も聞こえてきそうです。(笑)
そのちょっとした社会貢献のことは次の記事で書きます!
↓続きはこちら↓