永田羽竜の誰得ブログ

~未来のアジア経済大国「バングラデシュ」にいる日本人プロサッカー選手のブログ~

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最強の「組織」の本質は?

 

先日、上武大学サッカー部の先輩で、現在ベトナム・ホーチミンのIT企業で働いているTさんからメッセージを頂きました。

 

今回はそのやりとりの一部を公開します。

 

 

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集団と組織の違いとは?

集団は人の集合。

組織は人の集合、プラス目的と協力と情報共有があること。

 

組織的になりすぎると自由さが失われ改革が起きない。
組織的でなさすぎると、相乗効果や付加価値がうまれない。

 

先輩の言葉をまんま引用です。(笑)

 

 

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海外に来て感じた組織の在り方とは?

 

 

Tさんー

政治、宗教、気候、歴史的なバックグラウンド、メインの産業などなど…
これらによって国民性が全く違うよね。

わたしはビジネスをして思った。羽竜はサッカーやって気づいたと思う。

 

例えばベトナム。
計画性とか中長期的に物事を考えること、リスクを考えることは苦手だけど、瞬間的な爆発力とか閃き、目の前のことの器用さはめちゃすごい。

 

でも日本から進出する企業の日本人は大体このうちの悪いところしか見ない
「なんて計画性がないんだ」

「なんで継続してできないんだ」
とか言って嘆く。

日本が正しい、スタンダードだと思ってる。

だから多くの大企業が失敗してきた。

 

 

上手くいってる人は、日本の当たり前を押し付けるのではなく、強みを引き出す。

そういうマネジメントをする。

 

 

これってサッカーも一緒じゃないかなぁ。って最近思った。


いまあるリソース(サッカーでいえば選手とか環境とか)で、モチベーティブさせて、強みを活かす。
日本人はこの観点がない。なぜなら必要がないから。

島国で閉鎖的で大体同じようなことしてくれるから。

 

 

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永田ー

 

日本は小さな島国ですから、小さな世界しか見えなくなる傾向は強いですね。

これは正解でこれは不正解。

教育には変化がないし、出る杭は打たれるどころか打ちまくられる文化。
そんなことやってたらスペシャルな人材はなかなかでてこない。
スポーツでもそう。

 

成功者(ここではビジネスやスポーツで結果を残した人に仮定します)は皆、異なる環境下の中で色んな変化に対応し、自ら考えて行動したから、

結果が出せたり、常識を覆すようなキャリアがあるのだと思います。


そこに至るまでは色んなバッシングを受けたはずです、けどそれを恐れて何の変化も起こさない、気づいてるのに気づかないふりして過ごす人に何かを成し遂げるなんて無理ですよね。

自らの環境すら変えられないでしょう。

 

何かを成し遂げる人、世間から成功したと認められるような人に共通してるのが

「常に何がベストかを考えて行動した。」だと僕は思います。

 


あ!・・・組織とは?からだいぶ外れてしまいましたね。(笑)

 

  

海外にきて僕が一番感じる重要なことは、今あるものでどう闘うか。

 

日本で慣れ親しんだ文化や人、食べ物も含めての環境は海外に来ると全く同じってことはありえないですからね。

 

生まれた背景が全く違う人や選手に対して自分の価値観を押し付けて成功するのか?
ってところです。

 
「なんでお前らは俺の言ってること分からないんだよ!?」

「日本人なら分かるぞ?」

「日本人ならできるぞ?」

「日本人ならー」

なんて伝えたところで、

 


その国の人からしたら

「俺らは日本人じゃねえ。」

「だったら日本で仕事すればいいじゃん。」

「お前が勝手にこの国に来たんだろ。」

しか思わないですよ。

  

 

日本人にも得意、不得意があるように、どこの国の人にもあるし、できないものはできない。

サッカーでも、国によってスタイルが違うのはそこからきていますよね。

 

 

海外に来ることを選んだのは自分ですし、そこでどう対応していくかも自分。

組織の中でも、その環境にうまく合わせないといけないし、色んなアプローチから彼らの強みを引き出さないといけない。

 

上手くいかない理由を

この国のせい、環境のせいにする人間はハッキリ言って論外ですよね。

 

 

 

同じやり方がどの世界、どの人、どの時代でも通用するわけないんです。

 

 

それぞれの瞬間で変えれる柔軟性を持つ、

そうやって組織を作っていくべき。


変わることは別にブレてるわけじゃないですからね。

 

 

 

 

以上、ベトナムで活動する先輩Tさんと感じた「組織」の本質でした。

 

述べたことは、海外に関わらず、どこでも共通しますね!

 

 

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