バングラ1のレジェンドクラブだぞ!?
どうも~、リンゴの皮食べるタイプの永田です。
僕が所属するMohammedan SCは、インド領の時から存在していた、とても歴史が深いクラブです。
バングラデシュで最古のサッカークラブ、その歴史は80年以上になります。
そんなこのクラブでよく耳にする言葉、
「うちはこの国1のレジェンドクラブだぞ!?」
もう何度も聞いております。
試合に臨む前やミーティングの際など、
役員、サポーター、チームメイトから必ずこれ聞きます・・・
15年前は南アジアでNo.1だったみたいです。
確かに歴史は素晴らしい。
けれども、現在は過去の栄光という感じです。
凄く良いグラウンドで練習できているっと思いきや、
ここは昨年度優勝チームのBasundhara Kingsの練習場なんです。
僕らは専用で所有している練習グラウンドがありません。
なのでこれまで色んな練習場を転々としていたのですが、最近は何故か他クラブの練習場借りているんです。(笑)
借りれた理由も、Kingsのオーナーだか、マネージャー?のお偉いさんが、子供の頃からMohammedan SCの大ファンだそうで、快く使わせてくれたみたいです。
そのKingsの役員に、うちのタオルを持たせての記念撮影。
監督にはタオルかけちゃってます。(笑)
日本でありえない絵。
あ、このグラウンドを使う前は、これまた他クラブの練習場を使っておりました。
ここは加藤選手所属のSheikh Jamalの練習場です。
おかげで戦術やフォーメーション、誰が怪我してるかなどバレバレです。(笑)
バングラ1のレジェンドクラブが同じリーグのクラブに頭を下げ、練習場を借りる。
なんとも恥ずかしい状況です・・・
そして、今年はHOMEスタジアムが首都ダッカからクミッラという少し田舎の地域に変わりました。
これまで長年ダッカで愛されたこのクラブが本拠地をクミッラに移す。
スタジアムは国技のクリケット用に作られていて、写真の通りピッチのど真ん中にはバッティングスペースがあります。(石のように固いです)
このMohammedan SC、現在はとてもビッグクラブとは言えません。
だが、オフィシャルによれば、古豪復活のため、着実に変化を起こしているそうです。
「来年、再来年は優勝見える。」っと今年がまだ始まっていないのに、クラブの役員はなんとも弱気な発言していますが、
僕は今年優勝する気です。当たり前ですが、やるからには本気で狙いにいきます。
確かに下馬評は高くないです。それでもチャンスはあります。
環境や現状は決して良くないし、不満はいくらでも言えますが、言い訳せず、「このクラブの為に何か残そう」という気持ちは常に持って、シーズン最後まで戦っていきたいです。
リーグ初戦は2月14日。
勝ちます!!