人間万事塞翁が馬
ブログを移動しました。
以前よりも重くなく、見やすいはずなので、今後はこちらを宜しくお願いします。
さて、久しぶりのブログ更新となりましたが、
後期リーグ第2節、3節を終了したので書きます。
まずは第2節、僕は累積により出れなかったのですが、
開始5分で突然のサイクロンが来て、ゲームは続行不可能となり、翌日に再試合となりました。
サッカー人生で初めて途中からの再試合です。
天気予報でも報道されていなかった、突然の大嵐。
ベンチも吹き飛び、街中のゴミが舞い上がっていました。
スタジアム真裏のモスク(イスラム教の礼拝堂)では、お祈りしていた2人がこの嵐の影響で亡くなったそうです。
目と鼻の先で人が亡くなって、天気は落ち着いても試合どころじゃなくなったのが延期の主な原因です。
2人のご冥福をお祈りいたします。
翌日再開した試合はー
1-0の勝利
前期は4-1で敗れた上位チーム相手に、結果以上に圧倒したゲームができました。
チームは2連勝です。
試合後、
みんな達成感に満ち溢れた素敵な表情をしていました。
チームが目指す理想のサッカーができたので、最高の試合でしたね!
次に第3節ー
先発メンバー数人が怪我と累積のため、僕は急遽普段やらないポジションの左バックを任されました。
この試合、前半に3-0で勝ち越し完璧な試合ができていたのですが、暑さと序盤からのハードワークで後半一気に失速・・・
みんな鉛のように体が重く、まるで別チーム。
相手はビハインドと降格の危機感から後半にエンジン全開。
僕も試合終盤はバテバテでスイッチONが保てず、軽いプレーをしてしまい。
まさかの3失点を許してしまいました。
情けないです。
結果は、
3-3の引き分け
サッカー人生初めて3点差を追いつかれてしまいました。
今試合のパフォーマンスは今季最低であったのでしばらく自分へのイライラが収まりませんでした。
本当、何が起こるか分からないサッカーって怖いです。
90分が終わった時に勝ってるかどうかなので、当たり前ですが1試合のマネージメントが必要です。
個人としても、前半後半でどう戦うか、どこに体力を残しておくか、どう味方を動かすか、など毎度学ばされます。
人間万事塞翁が馬
幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというこの言葉。
まさにこの2試合を現すようです。
こういう試合の後は落胆して誰にも会いたくないし、話すのも嫌な状態になるのですが、不思議と翌日ボール蹴ると切り替えられるんですよね。
なので今はこっから再出発しようと意気込んでおります。
この経験が良かったとこれから思えるように、改めてまたやっていきます!
最後に―
これから日本のお正月のような休みがバングラデシュで始まります。
約3週間は試合がないようです。(またリーグ中断・・・)
なので明日からまたチームではきつい練習が始まります。
この期間の練習をただのきつかったでは終わらせない実りあるものにしていきたいです!
「きついトレーニングのことを一言で表せって言ったら『きつい』って出るわけですよ。でも言葉をつなげていくと、『きついけど、それが報われたら、楽しく思えるよね』とか、文を作っていくとポジティブに物語を作っていけるわけですよね」
By 本田圭祐 プロフェッショナル仕事の流儀にて
※「トレーニング」の所を置き換えるとなんの仕事や物事でも共通しますよね!
夕日が街をオレンジに染めていました。
綺麗だったので載せておきます!
それでは、失礼します。