世界で1番の仕事とは?
どうも~、尾崎豊にバイク盗まれたあのURYUです。
先日の練習で、選手達が集中力を欠けたプレーを連発し、監督がぶちギレ。
その時放った言葉が妙に刺さりました。
「お前らは世界で1番の仕事をしているんだぞ?責任持ってやれよ!!」
世界で1番の仕事
それは僕らにとってはそうかもしれない。いや、僕にとっては間違いなくそう。
幼い頃から続けてきた大好きなサッカー、抱いていた夢、それで生活ができるなら幸せだ。
けど、他のスポーツをしている人、スポーツとは無縁の職種の人にとっては、サッカー選手は世界で1番の仕事じゃない。当たり前だが。
では、世界で1番の仕事とは何か?
「お金?」「肩書き?」「休み?」「やりがい?」
それだけで判断はできない。
「好きなことが仕事なら世界1」、これでもない。
仕事では上手くいかないことが必ずある。
好きなことで上手くいかないって趣味とかならいいかもしれないが、それが仕事となり、生活にかかると上手くいかないのはとても苦しい。
「なんで好きなのに、こんな傷つくのか?」という思いになる。
例えば、料理好きの人が料理人になった。そしてお店を開いた。
だが、お客さんは全然来ず、ネットや道端で「あの店はまずい」とバッシングを受ける。そしてお店を閉じる。
この場合、料理人が世界で一番の仕事だろうか?
無論でNOのはず。
好きなことで傷つくのは相当辛い。
これなら趣味で料理をしていた方がずっと幸せだろう。
結局、「世界で1番の仕事」ってその人にしか分からない。
他人が決めるものではない。
文頭で述べた、僕にとってサッカー選手が世界で一番の仕事というのは、自分自身でこれが世界で1番の仕事と思えるから。
毎日の練習が楽しいし、試合の緊張感、アドレナリンが湧き出る感覚、勝った時の喜びがたまらなく好き。
きつい練習でしんどいこともそれが報われるなら楽しく思える。(本田圭祐から学んだこと)
そして傷つくことすらも受け入れられる。むしろまたスイッチが入る。
今に見てろよ!と。
こんなワクワクする生活ができるから最高である。
サッカー選手現役を引退したら?
世界1の仕事はたくさんあるのでまた見つける。
今はサッカー選手が僕の1番の仕事かもしれないが、来年は分からない。
それらは何歳になっても見つけることができる。無限にあるし、遅すぎることはない。
あなた自身が誇りを持って「これが世界で1番の仕事だ!」と言い切れるならそれが紛れもなく世界1。
「お金」「肩書き」「休み」「やりがい」「好きなこと」「夢」「安定」・・・基準は様々。
全ての判断はあなた。
周りがいくら稼ごうが、休みが多かろうが、役職につこうが、ハッキリ言ってこっちはどうでもいい。言いたい人には言わせておこう。僕が言ってることも勝手に言わせといて下さい。(笑)
人間、他人と比べがちだが、自分は自分。
誇りを持てる仕事、そしてそれがワクワクする毎日なら最高の仕事、最高の人生になるだろう。