永田羽竜の誰得ブログ

~未来のアジア経済大国「バングラデシュ」にいる日本人プロサッカー選手のブログ~

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激動の5日間~VISAの取得~

 

 

日本では、GWの大型連休、そして令和時代が始まりました。

 

 

わたくし永田羽竜は間違いなく人生TOP3に入るほど、バタバタで色んな事が詰まった激動の5日間を送っておりました。

 

 

日本にも1日滞在していました。

この慌ただしい数日間のきっかけを作ってくれたのは、所属クラブのMohammedan SC。

 

このクラブ無しではこんな経験ができなかった。

 

ありがとうと言いたい。

 

 

 

 

 

 

 

僕はこのリーグ中断期間にVISAの申請が必要でした。

VISAとは、 渡航先の国が自国民以外の人に入国を許可するために発行する、入国許可書となるものです。

 

これが無ければバングラデシュではサッカーどころか滞在も認められません。

 
 
 
 
 
そこで、クラブにはあらかじめ、「VISAが切れるから新しく取らないといけない。この国のVISA事情についてよく分からないから協力頼むよ。」
と伝えていた。
 
後にこのことが激動の5日間の引きがねになると、永田は思いもしなかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3月末、バングラデシュに帰ってきてから、

クラブ関係者である数名のもとへ出向いては、この件を話す。

 

 

だが、毎度「大丈夫、VISAはこっちでなんとかするから。今は試合に集中してくれ。」の一点張り。

 

 

 

 

 

その後、3週間が経ち、

後期リーグもすぐに始まるから、そろそろVISAを取得しないとやばいよと訴えたときも。

 

 

「大丈夫、明日やる」の返答。

 

 

 

 

それから毎日練習が終わってはクラブオフィスへ行き、VISAの話を。

もちろん返答は、「大丈夫、明日やる」

 
 
 
 
 
VISA取得は国内でできるのか?
または隣国のインドやネパールへ出て取得する方がいいのか?
それか確実な方法で日本で取得するべきか?
 
 
 
どうなるのか不安の中、もう1週間経った4月24日水曜日の練習後ー
 
 
 
 
 
監督から電話で、
「VISAを取りに日本行ってこい」
 
クラブが全く動かないから監督も痺れを切らし、帰国の許可を取ってくれたそうだ。
 
 
 
 
 
ただ、マネージャー(クラブで一番権力がある立場)からは、
「29日の練習までには必ず帰ってくること」と告げられていた。
 
 
 
 
VISA取得までに何日かかるか分からないし、日本は連休だからチケットも簡単に取れない。

29日に帰れるかは分からない。

と伝えても全く聞こうとしない・・・。

 

 

 

 

ここに至るまでだいぶバトルしましたし、他にも色んなストーリーがありましたが、省略させて頂きます。

書いてもきりがないので。笑

 

 

とにかく、仕事の遅さと責任の投げ合いで話は全く進まないことが、今回の経験でよく分かりました。

前もって自ら主導権を握っていくことがこっちの生活ではMustです。

 
 
 
 
 
そんな反省をしながら、

VISA申請の流れを調べ、そして目途が立ったら往復のチケットを取ることに。

 
 
 
 
 
在日バングラデシュ大使館でのVISA申請は午前中のみ。

そして4月27土~28月は大使館が閉まっていることで、26金の午前までにVISAを申請して、その日に受け取らないと次は29火になってしまいOUTだ。

 
 
 
ということは、今夜飛行機に乗らないといけない・・・ 
 

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【24日水、18時】

急ピッチでなんとか深夜発のマレーシア経由羽田行きのチケットが取れ、出発

 
【25日木、22時】

羽田着

 
【26日金、10時】

バングラデシュ大使館でVISA申請、そしてその日のうちに取得成功

 
 
 
 
 
大使館へはバングラデシュ青年協力隊のOB田口さんが一緒に来て下さり、彼のコネクションのおかげで約1時間で取得できました。

直前の連絡にも関わらずかけつけてくれました。本当に感謝です!

 
 
 
 
 
さぁ、あとは帰るだけ。GWのため、チケットが全然無く、
成田→ウラジオストク(ロシア)→バンコク(タイ)→ダッカ(バングラデシュ)
の30時間ルートで帰ることに。
 
 
 
出発は27日土、15時@成田
 
一件落着、と思いきや、試練はまだまだ続きます。
 
 
 
 
 
 
このあと人生で初めて「〇〇を出せ!」

と叫ぶことになるとは・・・

 
 
 
 
 
 
 

↓話の続きはこちら↓

 

uryunagata.hatenablog.com