永田羽竜の誰得ブログ

~未来のアジア経済大国「バングラデシュ」にいる日本人プロサッカー選手のブログ~

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バングラデシュプロサッカーリーグの概要

 

今回もあまり知られていない、バングラデシュプロサッカーリーグについて書きます。

 

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前回の記事はコチラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーグ構成

 

バングラデシュプロサッカーリーグは1部と2部の計23チームで成り立っています。

昇格・降格制度です。

1部リーグ(Bangladesh Premier League)13チーム

リーグ終了時、1部の下位2チームと2部の上位2チームが入れ替え

2部リーグ(Bangladesh Championship League)10チーム

 

  • ホーム&アウェー方式
  • プレーオフ無し

 

 

 

 

開催時期

 

開催時期は毎年恐ろしいくらいズレます。

年間の予定変更や近日の試合が延期になることは日常茶飯事です。

 

以下今年度のスケジュールー

  • 10月~12月 2つの国内カップ戦
  • 1月~8月 リーグ戦

 

 

 

 

外国人枠

 

外国人選手は1部リーグのみ登録可能で上限は4人まで。

3人(どこの国籍でも可)+1人(アジア人のみ)

 

 今年度の選手登録期間は、

【2018年8月~10月とリーグ戦前半が終わってからの6日間】

 

10月までのは1年間どういうメンバーで臨むかを考慮して登録。

その後リーグ途中の6日間のみの登録期間で選手の補強、入れ替えを行う。

 ※この期間でなければどんな一流の選手でも移籍、登録ができません。

 

 

 

 

バングラデシュサッカーリーグのレベル 

 

バングラデシュ国内のプロサッカーリーグはお金をかけているチームほど上位の傾向にあります。

よってお金があるチームはなかなかやってきます。

 けど全体的に見ると、

日本の大学サッカーの方が能力高い選手多いですね。

高校サッカーでも名門校やJ1のユースレベルになるとバングラデシュの現地選手は劣ると思います。

 

 

 

 

サッカー教育がしっかりできていない

 

サッカー教育がしっかりできていないバングラデシュでは試合になると組織も無いようなもんです。

 

理論的に。戦略はあれで。戦術はこうで。

 なんて言葉は選手にとっては、ハテナ?100%です。

 日本の育成年代で優秀なコーチ、恵まれた環境でサッカーをやっている学生の方がそのぶん質は高いでしょう。

 

 

 

 

外国人選手との闘い

 

現地の選手のレベルが低いと言えど、結果を出すのはそんなに簡単ではないです。

  サッカーはチームスポーツということを忘れてはいけないし、現地の人より上手くても外国人枠の選手に勝たないといけません。

 今年のバングラデシュサッカーリーグ外国人枠には、2018年ワールドカップ経験者や各国代表選手などがいます。

 

外国人枠はそのクラブでスペシャルな存在で無ければいけないし、身体能力のあるアフリカ人や独特なリズムがある南米人、賢い欧米人、器用なアジア人と様々な特徴の選手に勝たないと評価してもらえません。

 大袈裟ではなく、この4枠を狙っている外国人選手は世界中にいます。

 

 

 

 

結果を出すには?

 

生活環境、サッカーの環境も日本とはかなり異なるため、自ら試行錯誤しながら考えて行動しないといけません。

メンタルが強くなければやっていけないなと感じています。

 こういうのも楽しめる人、チームありきではなく個でサッカーができる人はこの国でも闘える要素があると思います。

  結果を出すもなにもクラブに雇ってもらえてはじめて考えることなので、契約するにも実力や実績、そして運も必要になります。

 

 

 

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